出生前検査・診断

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無認定で新型出生前診断=医師3人を懲戒処分―産婦人科学会

別の記事を書きかけていたのですが、以下のニュースが入ってきました。このことについて一言述べておかなければならないでしょうね。 無認定で新型出生前診断=医師3人を懲戒処分―産婦人科学会 (時事通信) - Yahoo!ニュース   > 新型出生...
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NIPTだけを厳しい指針で規制することによって何が起きているのか? (1)

これまで何度か、日本医学会ほかが提示している指針に違反してNIPTを行っている施設の話題や、なぜ当院ではこの検査を行うことができないのか、指針とはどのようなものなのかなどについて、記載してきました。NIPTを行うための指針とは?(2016年...
出生前検査・診断

ほんとうにたくさんの症候群があるんです。

当院で遺伝カウンセリングや検査の説明をおうけになる方々とお話しする中で、胎児の検査でみつかるものというと、ダウン症候群のことだけが頭にある方がある一定数おられることがわかりました。ご親戚やお知り合いに、詳細はわからないけれども少し発達の遅れ...
NIPT

「『母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査』についての共同声明」について(2016年11月25日)

平成28年11月2日、日本医師会、日本医学会、日本産科婦人科学会その他が、『「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」についての共同声明』を発表しました。 これは、この検査に関する日本産科婦人科学会の指針、関連5団体の共同声明、および厚生労...
出生前検査・診断

出生前診断についての誤解(2016年11月17日)

当院で妊娠中期の超音波検査を受けることを検討しておられる方や、すでに予約されている方が、ご本人でお考えになって、あるいは周りの人から言われて検査を受けないことを選択される、あるいは予約をキャンセルされるときに、「何か問題が見つかっても、もう...
出生前検査・診断

胎児はまだまだ発達途上(2016年10月31日)

当院では、妊娠11週から13週に胎児の超音波検査をおこなっていますが、この時期にはすでに胎児の体の大まかな形は出来上がっていて、人の形になっています。診察室のモニタで画像をご覧になった妊婦さんやご家族は、人の形で動き回っているのを見ると、す...
NIPT

NIPTを行うための指針とは?(2016年10月25日)

日本医学会などの指針に反して、新型出生前検査(NIPT)を行っている施設が現れたと言う報道が出てきています。当院受診を検討しておられる方々は特に関心をお持ちの話題ではないかと思われます。しかし、多くの方々は、一体どのような指針に基づいてこの...
出生前検査・診断

胎児ドックについて3(2016年8月2日)

「胎児ドック」の名称で行われている検査は、ほぼ全てが超音波診断装置を用いた胎児の観察です。そして、どの時期に、胎児のどの部分について、どこまで細かく観察するか、ということについては、これを行う施設によって違いがあります。一定の基準に基づいて...
出生前検査・診断

胎児ドックについて2(2016年7月31日)

「胎児ドック」というのは、どのような診療を指しているのでしょうか。多くは、超音波診断装置を使って、普段の妊婦健診のときよりも時間をかけて、胎児を詳しく見るというものを、こう呼んでいるようです。わが国の妊婦健診は、毎回超音波を使用している施設...
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胎児ドックについて1(2016年7月30日)

以前から何度かお伝えしていることですが、当院では「胎児ドック」という名称での検査は行っておりません。しかし、多くの方が問診票の受診目的に、「胎児ドックを受けたい」と記載されます。このことから、「胎児ドック」という言葉がかなり浸透していること...